栃木県宇都宮市の歯医者｜さくら市、鹿沼市からも来院されています｜名取歯科クリニック

■口腔外バキューム

皆さんあまりご存じないかもしれませんが、歯を削るときには粉じんや飛沫が飛び散り、銀歯の削りかすが体内に入ってしまうことがあります。
もし体内に金属の削りかすが入ると、多少は排出されますが、ほとんどが体内に残ったままになります。
見た目で分かる範囲では、飛び散った金属の削りかすが付着した歯肉が黒ずんでしまったり、長期的には、その黒ずみが広がって、歯肉にタトゥーのような色が付いてしまうことがあります。

体内に金属の削りかすが入らないようにするために、名取歯科クリニックでは開業当初から口腔外バキュームを設置、使用しています。私は、勤務医時代に削りかすや臭いなどで大変嫌な思いをしました。きっと、治療を受けられていた患者さんも同じ思いだったと思います。
口腔外バキュームは、体外に排出されにくい金属の削りかすだけでなく、目に見えないウイルスや細菌などもほぼ吸引してくれます。患者さん、スタッフ、歯科医師の健康と安全を守るため、開業したら絶対に設置しようと決めていました。

その他、患者さんの体内に金属の削りかすが入るのを防ぐため、金属を削るときに大量の水で何度も洗浄しながら、目視で確認しながら行います。
また、なるべく少量の削除量で済む器具を使用しています。例えば、通常は金属の被せものを外す時、その被せ物の約半分以上の長さの切れ目を入れなければならず、その量だけ金属の削りかすが出ます。
しかし、名取歯科クリニックで使用している器具で外す場合、その切れ目の約１０分の１の量で済むので、その分、体内に削りかすが入るリスクも少なくできます。

■空気清浄機

歯科医院には大勢の患者さんがお見えになります。そのため、名取歯科クリニックでは空気清浄機を設置し、常時稼働させています。 消臭効果はもちろん、今の空気清浄機は高性能で、ウイルスや細菌などもキャッチして除去してくれるので、二次感染の予防にも役立ってくれています。