ファイバーポストによる歯根の土台補強
2025.12.03
根管治療後、補強のための土台作り。
ここの処理次第で歯の耐用年数が大きく別れます。昔は金属の土台しかありませんでした。これでもしばらくは問題ないのですが、この金属の土台の接着剤が劣化してきた時が問題です。
神経を取ってある歯はイメージ的に枯れた木と同様柔軟性が失われています。そこに金属が差し込んであり、上から圧力(噛む力)がかかれば…薪割りと同じ様な状況になる確率が高くなり割れる危険性をはらんでいます。
ファイバーポストは歯の柔らかさに近いしなりを持ち尚且つ接着剤が歯に染み込んで固まるので歯との一体感が抜群です。そのため長期に渡り歯根を守る役割を果たしてくれる強い味方なんです。
次回は仮歯を入れて慣らし運転をした後にセラミックに替えていく予定です。




根管治療後、補強のための土台作り。